ブログやホームページの文章がうまく書けない!と悩む人に足りない3つの視点
かおりです!個人起業家向けにWEB制作、コンサルティング、ブログSEO・書き方のアドバイスなどをしています。
- 文章を書くのが苦手。
- 思うようなブログ記事を書けない!
- まとまらなくて、下書き記事に入れたまま時間が経過……
ブログやSNS、ホームページでの発信をがんばっている起業家さんから、「文章が苦手」というお悩みの声が多い!
結論から言えば、文章は「たくさん書けば自然に上手くなる」ので、とにかく書くこと&続けることが上達への道です。
とはいえ……思いつきの作文を、漫然と、テキトーに何年も書きつづけて、どのくらい文章がうまくなると思う?
どうかな?
思うような文章がなぜか書けない!という方の発信を添削したり、アドバイスをしているうちに気がつきました。
「文章が苦手だ〜」と悩む人に共通して足りない、「書くための視点」に。
ブログ、SNS、ホームページなどでわかりやすい・伝わりやすい文章を書いて発信する上で、大切な考え方でもあります。
なんとなくで書き始めて、うおー!できない!って悩むよりは、基本をわかって、考えながら書く練習をした方が、きっとより良い結果につながるので。
思うような文章が書けない!苦手!という方、ぜひ読んでみてくださいね。
自分の脳みそだけで書けると思うな
自分の満足のための、趣味の文章だったら正直、テキトーでもなんでもいい!
ですが、事業のためのブログやSNS、ホームページは、「伝えたいことが読者(お客様)に伝わる、わかってもらえる」ことが必須ですよね。
相手に伝わる文章は、自分の頭の中だけで考えていても、なかなか書けません。
もちろんあなたの頭で「書きたい」と思ったテーマを書きますが、「読者に伝える」ために、自分の内側以外の、他者の視点や考えを取り入れることも大切です。
足りていないのは「リサーチ」
どう書いたらいいかわからない!という人の場合、足りていないのは「リサーチ」「インプット」だったりします。
かんたんです。単純です。ブログ文章を上手に書きたいなら、他の人のブログを読んでみて。参考にするんです。上手だな、いいなー!と思えるブログを見つけたら
- 読んで
- どこがどういいのか?観察して
- 構成・文の雰囲気、まとめ方などなど、よい部分を参考にして、自分もそのように書いてみる(丸パクリじゃないですよ)。
逆に、これイマイチだな?という記事に出会った時も同じ。
- 読んで
- どこがどうイマイチなのか?観察して
- 自分が書くときには、そうならないようにする。
もう、これだけで勉強になる!ホームページに載せるプロフィールや、事業の紹介文を書きたいなら、いろんな人のホームページをのぞいてみたらいいです。
チラシに載せる内容で悩んだら、参考情報としてチラシを集めましょう。ネットで「○○(業種) チラシ」「○○ リーフレット」で検索するのもアリ。
世の中ぜんぶが教科書じゃよ……
雑誌の記事や見出しも参考になります(プロが考え抜いて書いているものだから当然ね!)。
もちろん、本屋さんや図書館へ行って文章術の本を読んでみるのも、おすすめ。
インプットの量と質は、かならずアウトプットに反映されるので、リサーチ、つまり読むことをしてみてくださいね。
ちなみに私は昨日、この本を読みました!具体的で実践的で、文を書く以前にしっかり頭を働かせることの大切さがしみます……
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やっぱり「読者目線」が必要かって?そうだよ!
文章を書くときに大切な自分以外の視点、もうひとつは「読み手」。読者の目線。書く人がいて、それを読む人がいるから「発信」が成り立ちます。
「読者目線って言われても、そんなのむずかしいよー!」って思うかもしれませんが、チェックして欲しいのは以下のポイントです。
- 読みたい!と思えるか
- 読んでよかった!と思えるか
- 「初めての人・知識ゼロの人」が読んでも理解できるか
まあ、そうは言っても読者目線ってカンタンではないんですよね。客観視って、誰にとってもむずかしいんです。エラソーにこれ書いている私もそう。
ですがとにかく、「書いたら、一歩引いたところから見直してみること」をしてみましょう。
特に、自分の専門ジャンルについて書くときは「専門家の目線」で書いているので、「あなたにとってはわかってて当たり前のこと(でも読者にはわからないこと)」についての説明がすっ飛んでしまったりします。
気づかないうちに専門用語や読者にとっては難しい言葉を使っていたりも。
すると「初心者おいてけぼりの文章」になってしまうので注意してください。
おいてかないでくんろ
どうして、こんなに読者目線で工夫することが大切なの?というとですね、以下の前提をごらんくださいませ。
- 読者は、文章を読みたいと思っていない
- 読者は「むずかしい」「わかりにくい」「この情報いらん」と感じたらすぐ帰る
現代人は、毎日毎日、超大量にあふれる情報の中で暮らしています。だからね、ぶっちゃけ、そもそも読みたくない。
できることなら読みたくないと思っている相手に向けて書くんですから、そりゃあ工夫が必要です。キビシー!
でも自分が読者という立場の時は、そうじゃありませんか?
ブログだって、タイトルで「役立ちそう」「面白そう」と思ったらクリックするけど、そうじゃなければスルーしますし。
読み始めたとして「読みにくい」「わからない」「ピンとこないな」と感じたら画面を閉じちゃいますよね。
書き手がいて、読み手がいる。どちらも人間なので、思いやりと想像力を持って、読みたいと思ってもらえる、わかりやすく伝える工夫をしてみてください。
完璧な仕上がりじゃなくていい。後から直せる
読者目線で、わかりやすく伝える工夫しよう!とお伝えしたところですけれども、100%完璧じゃなくていいんです。
今できる範囲で工夫して心を込めて書けたら、60点ぐらいの出来でいい。
あのね、もしもこれが大統領のスピーチ原稿だったり、作品としての小説、ビジネスに関係ない発信だったら、好きなだけこだわって完璧を目指していいのですが、自分の事業用のブログやSNS、ホームページの文章は違います。
- ブログ、SNS、ホームページの目的は集客、販売やブランディングなので、完璧さにこだわるよりも役立つことが優先
- ブログ、SNS、ホームページは後から何度でも直せる
以上の理由から、60点ぐらいの出来で公開してOK、あとから気になるところを直したり、追加していくことをおすすめします。
そして、めちゃめちゃキレイなしっかりした文章じゃなくてもいいのです。「あなたが伝えたいこと」がわかりやすく伝われば、OK。
誤字脱字、気をつけてても絶対ある。でも後から直せばいい!
完璧を目指したくなる気持ちは、わかる。わかりますよ!仕上がりが良ければいいほど、気分がいい!
気分も大事っちゃ大事ですが、よくよく考えてみると、完璧にこだわって満足して一番喜ぶのって自分なんですよね。読者にはあんまり関係ないんです。
こだわりすぎて、こねくり回して煮詰まって、脳みそから煙出て、最終的には公開されない……みたいなのは本当にもったいない。読者にとっても損失!
なので、完璧を目指さなくてもいいですよ。心を込めて書いてね。
誰の・何のために書くのか
- 誰に向けた文章なのか?
- 文章の目的は何なのか?
どんな文章でもこの2つは必須です。誰に向けて発信するのか決まっていないと、メッセージがあやふやになりますし、目的が定まっていなければ、どこに着地するか不明。書く意味も読む意味もない。それは悲しい。
誰に向けて・何のために書くのかを決めましょう。具体的には、こんな感じです。
誰に向けて…文章が苦手で悩んでいる人に向けて
目的…書き方のコツを知って、なるほど!書いてみよう!と思ってもらう
誰に向けて…商品・サービスに興味を持ちそうな、見込みのお客様に向けて
目的…現在行っているキャンペーンを知ってもらう、申し込んでもらう
意外とシンプル。
あとは、決めたその人に向けて「読者目線」でわかりやすく工夫して書く。必要ならリサーチをする。
目的を達成できるように、文章を組み立てて、着地させる(キャンペーンやサービス申し込みなら、わかりやすく申込みリンクを貼るなど導線を作る)。100%完璧を目指さなくていいので、公開する。という流れです!
「人に伝えたい」と願うから伝え方が上達する
ブログ、SNSやホームページの文章がうまく書けない!と悩んでいる人に知ってほしい3つの視点、お伝えしました。
- 自分の頭の中だけで考えない(リサーチする・読者目線を取り入れる)
- 100%完璧に仕上げなくていい
- 誰に向けて、何のために書くのか決めよう
あなたが文章を書くのは、なぜですか?
誰かに伝えたいこと・伝えたい思いがあるからではないでしょうか。
わかってもらいたいから、読んでもらう工夫をする。わかりやすく伝える努力をする。その結果ちょっとずつ、書くのが上手になっていく!
書いているあなたも人間、読んでくれるあの人も人間。知って欲しい、役立てて欲しい、そんな思いは伝わります。
慣れないうちは「文章書くの大変だなー」と感じることも多いですが、想いを伝えるために、少しずつ書いてみてくださいね。応援してます!……というか、わたしもまだまだ修行中です。一緒にがんばりましょう^^